インターネットや情報誌などで「フルリノベーション」という言葉をよく見かけます。
しかし、似た言葉にリフォームやリノベーションなどさまざまな用語があって、それぞれどのような違いがあるのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マイホームの購入を検討されている方に向けて、「フルリノベーション」とはなにか、そのメリットや費用についてご紹介します。
中古物件で考えたい「フルリノベーション」とはいったいなに?
「フルリノベーション」とは、建物を一度スケルトン(構造骨組み)状態にして、間取りの変更から大幅な改修をおこなうことをいいます。
似た言葉に、「リフォーム」や「リノベーション」がありますが、それぞれ次のような意味をもちます。
●リフォーム:劣化したものを新築状態に戻す
●リノベーション:もともと建物がもつ性質以上に付加価値をつけて再生させる
たとえば、ユニットバスを交換する、ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換するなどの作業は、劣化してしまった状態を良くする「リフォーム」です。
一方で、生活スタイルに合わせて間取りや内外装を変えたり、建物の断熱性能を高めたりする補修工事などは「リノベーション」にあたります。
そのなかでももっとも大がかりな工事を必要とするのが、「フルリノベーション」で、建物を一度骨組みの状態に戻し、新しく生まれ変わらせることをいいます。
フルリノベーションをおこなうメリットとは
新築物件を購入する場合、「土地探しに時間がかかり、購入できる土地の選択肢が少ない」という悩みに陥りがちです。
一方で中古物件の場合は選択肢も多く、希望に沿った条件の物件を見つけるのも比較的容易です。
中古物件を購入しフルリノベーションをおこなうことで、より希望どおりの土地選びをかなえ、また間取りや設備、素材なども自分たちに合ったものを選びやすいメリットがあります。
また、中古物件の場合は、新築に比べ固定資産税が抑えられるメリットもあり、経済的にも安心です。
ただし、フルリノベーションはその工事の規模から4か月から6か月ほどかかることが一般的で、工期が長引きやすいデメリットがあるため注意が必要です。
中古住宅のフルリノベーションをおこなうときの大まかな費用
フルリノベーションの費用は、建物の傷み具合や面積、導入する設備によって異なります。
平均費用は1㎡あたり8万円から22万円ほどといわれ、15万円/㎡で収まるケースが多いです。
また住宅別にみると、マンションでは700万円から1,000万円が、一戸建て住宅では1,000万円から1,500万円がボリュームゾーンといわれています。
耐震補強や水回りの工事が含まれる場合、費用がさらにかかってしまう可能性が高まるため、あらかじめ計算に入れておくと安心です。
まとめ
今回は、マイホームの購入を検討されている方に向けて、「フルリノベーション」とはなにか、そのメリットや費用についてご紹介しました。
古い住まいを新しく造りかえてくれる「フルリノベーション」で、住まい選びがもっと柔軟になることでしょう。
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