これから不動産を購入しようとしているとき、建物構造はなにが良いのか迷いますよね。
今回は、鉄骨造のメリット・デメリット、向いている方について解説します。
鉄骨造のメリット
鉄骨造では鋼材の厚さ6mm以上のものを「重量鉄骨造」、厚さ6mm未満を「軽量鉄骨造」と呼びます。
鉄骨造の最大のメリットは耐震性です。
木造より耐震性に優れており、地震の揺れは感じやすいのですが、建物が倒壊する危険性が低くなります。
鉄骨の厚さ4mm以上の鉄骨造では法定耐用年数が34年です。
木造住宅の法定耐用年数は22年なので、12年ほど長くなります。
軽量鉄骨造は、主要な部品が工場生産のプレハブ工法のため比較的安価になります。
木造住宅に比べると虫の発生率が低くなるのがメリットです。
鉄骨造のデメリット
軽量鉄骨造の一番のデメリットは耐火性が他の建築構造より劣ることです。
軽量鉄骨造で使われている鉄骨は熱に弱いため火事があった場合に倒壊するリスクがあります。
リフォームしたい場合にも、鉄骨造の場合メーカー独自の工法で建てられているので変更が制限されることがあります。
リフォームの際には、メーカーへの工法の問い合わせをしてみましょう。
また、鉄骨造の住宅ではモバイルWi-Fiのネットワークが届きにくいことがあります。
鉄骨造の住宅をおすすめしたい方
建物構造によって住みやすさや安全性が異なるので、不動産購入時には他の条件も含めてよく考えましょう。
鉄骨造の住宅をおすすめしたいのは、耐震性を重要視される方です。
木造住宅よりも高い耐震性があるので安心です。
また、軽量鉄骨造にすることで比較的費用も抑えることができます。
モバイルWi-Fiのネットワークは繋がりにくい場合がありますが、波長の長いLTEモバイル回線などは繋がりやすいです。
防音対策については、吸音パネルを使ってみるなどの自作DIYもおすすめです。
厚手のカーペットを使ったりすることも防音対策になります。
まとめ
鉄骨造には「重量鉄骨造」と「軽量鉄骨造」の2種類があります。
アパートやマンションではない戸建て住宅の場合、「軽量鉄骨造」が主です。
軽量鉄骨造のメリットは耐震性、耐用年数の長さ、虫の発生率が低いなどです。
一方、デメリットは耐火性が弱い、モバイルWi-Fiが繋がりにくい、防音性があまり高くないなどになります。
デメリットの部分には、自作DIYなど対応策も。
ぜひ、メリット・デメリットをしっかり把握して建物構造を決めてください。
株式会社ヒロリアルエステートはお客様のニーズに合わせてご対応いたします。
売買物件や収益物件に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓