スケルトン・インフィル構造の物件を購入すると長く住めるといわれています。
1996年の建設白書には、イギリスの住宅寿命は平均で約75年、アメリカが平均で約44年、日本は平均約26年と比較するとかなり住宅の寿命は短い状況です。
スケルトン・インフィル構造の物件はなぜ長く住めるのか、その構造とは、メリット・デメリットをご紹介します。
スケルトン・インフィルとは?どんなメリットがあるのか
スケルトン・インフィルとは、家の基盤となる柱や梁、床を構造躯体(スケルトン)にし、家の間取りや内装(インフィル)とわけて考えることをいいます。
通常の住宅はスケルトンの寿命は100年ほどになり、インフィル部分は30年ほどと寿命が異なります。
そのためインフィル部分に劣化があると、とくにスケルトンに劣化がなくても、大規模なリフォームを必要になっています。
しかしスケルトン・インフィル構造の物件を購入することで、家をライフスタイルの変化に応じて対応しやすくなります。
設備のメンテナンスすることで長く住むことができるのは、メリットといえるでしょう。
構造躯体と設備などがわかれているため、建て替えの必要なく、間取りの変更ができるのが一番のメリットです。
たとえば子どもが小さいうちは部屋数を少なくし、お子さまの成長に合わせて子ども部屋を増やすなど柔軟な対応ができます。
足腰が弱くなってきたらバリアフリー化なども対応可能です。
スケルトン・インフィル構造のデメリット
デメリットは、スケルトン・インフィルを建てる場合コストが高くなります。
基盤となる構造躯体の床や天井と二重にして、無駄な柱がない広い空間を作れるようになります。
費用は発生しますが、内装や設備をしっかりメンテナンスや交換をすることで長く住めます。
建ててから数十年経過した後にメリットを感じてくるでしょう。
子どもや孫に家を引き継げることもできるため、数十年長い目で見るとローコストになるかもしれません。
マンションの場合スケルトン・インフィルにすると、自由に間取りを変更できると点はメリットですが、隣の方の間取りを確認しましょう。
自室の間取り変更後、寝室の横が隣の方の浴室になると水音で寝られないとトラブルになる可能性もありますので、防音対策することをおすすめします。
まとめ
スケルトン・インフィル構造はいかがでしょうか、購入しようとすると費用は高くなりますが、さまざまなメリットがあります。
さらに費用も長い目で見るとローコストになるため、建てる際に将来子どもへ引き継ぐかどうかも踏まえたうえで、検討してみてはいかがでしょうか。
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