人気の住宅設備のひとつにお風呂の追い焚き機能があります。
お風呂のお湯を入れなおすことなく、浴槽のお湯を温められるので便利な機能です。
今回は住宅設備に追い焚き機能があるとどのようなメリットがあるか、より具体的に見ていきながら、注意点もあわせて解説します。
人気の住宅設備のひとつ追い焚き機能とは?
せっかく沸かしたお風呂のお湯も、時間がたてば冷めてしまいます。
家族全員が同じ時間帯に入浴できればいいものの、なかなかそうもいかないもの。
一人暮らしであっても、1回だけ浸かったお湯をすぐに流してしまうことにもったいないと感じる人もいるでしょう。
そんなとき、あると助かるのが追い焚き機能です。
追い焚き機能は、浴槽内のお湯や水を沸かしなおすことができます。
追い焚き機能は時を経て進化を重ねており、自動で適温・適量のお湯にするなど今やスイッチひとつでお風呂の準備をしてくれる優れものです。
新たにお湯を足す必要がないため、水の節約にもなる追い焚き機能。
具体的には、浴槽のお湯を全部入れ替える場合と追い焚きで温めなおす場合とで比べたとき、追い焚きのほうが1回あたり20~26円ほどのガス代の節約になったという調査結果が発表されています。
水道代の節約分もプラスすれば、毎月まとまった家計の節約になりそうです。
保温機能付きの浴槽と合わせて使うなどして、相乗効果を求めることもできます。
お風呂の残り湯を洗濯用の水に流用すれば、さらなる水道代の節約も可能です。
追い焚き機能が住宅設備に付いているときの注意点(デメリット)
メンテナンスが必要
追い焚きのお湯に何人もが浸かるということは、その分雑菌が混入する確率が高くなるリスクが出てきます。
お湯に残った雑菌が落ち切らずに浴槽やパイプに残り、増殖してしまう可能性もあります。
特にパイプの汚れは、こまめに念入りにおこなうことが大切です。
プロパンガスは節約になりにくい
もともと、都市ガスに比べると費用が高くなりがちなプロパンガス。
便利さのあまり頻繁に追い焚きを使用していると、ガス代がかさむリスクが出てきます。
入浴剤の使い方に注意
実は、入浴剤の中には追い焚き機能が付いた浴槽で使用しないほうがよいものがあります。
給湯器の内部の劣化を招きかねないため、使用する入浴剤の注意書きはよく読んでおくことが大切です。
さらに入浴剤を入れたお湯は、雑菌が繁殖しやすいのも注意点の一つ。
1日のうちに複数名が追い焚きの湯を利用するのはいいとしても、入浴剤を加えたお湯を2日以上利用するのは避けたほうが衛生的です。
まとめ
追い焚き機能は、あると便利な住宅設備です。
ただし、メリットだけでなくデメリットもあるため、使用する場合はきちんと把握しておくようにしましょう。
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