住宅設備の中でも欠かせない設備のひとつであるガス設備は、都市ガスとプロパンガスの2種類がありますが、プロパンガスではなく都市ガスを選ぶことにはどういうメリットや注意点・デメリットがあるのでしょうか?
今回はそんな都市ガスについて解説していきましょう。
住宅のガス設備として都市ガスを選ぶことのメリットとは
住宅のガス設備として都市ガスを選ぶことの最大のメリットとして挙げられるのが、ガス料金の安さです。
プロパンガスの場合はガス料金を事業者が自由に決めることができますが、都市ガスの料金は公共料金扱いとなるため、事業者の一存で高い料金にすることはできません。
プロパンガスと都市ガスの料金差は、比較するプロパンガス会社によってかなりの差はあるものの、おおむね「都市ガスはプロパンガス料金の半額~3分の2程度で済む」というケースが多いです。
ガス料金の安さを求めるのであれば、都市ガスを選んでおけば間違いないでしょう。
あともうひとつ、都市ガスのメリットとしては「庭などに大きなガスボンベを置くスペースを必要としない」というのも挙げられますね。
「庭がない、狭い状態なのでなるべく外に物を設置したくない」という人も、都市ガスのほうが向いています。
住宅のガス設備として都市ガスを選ぶことの注意点やデメリットとは
住宅のガス設備として都市ガスを選ぶことの注意点・デメリットとしてはまず「都市ガス対応のエリアが限られている」というのが挙げられます。
都市ガス対応エリア外であれば、どれだけ都市ガスにしたくてもプロパンガスしか選択肢がありません。
その他にも、都市ガスには以下のような注意点やデメリットがあります。
●プロパンガスに比べると火力が弱い
●ガスを引きこむための工事をしなければいけないので初期費用がかかる
●災害時にガス供給ができなくなった際の復旧はプロパンガスのほうが早いケースが多い
ただし、こうした注意点やデメリットの中でも初期費用に関しては「ランニングコストは都市ガスのほうがはるかに安いので、使い続ければ差額はじゅうぶん埋められる」という事実がありますし、災害時のデメリットについても「カセットコンロとカセットボンベを常備しておく」という対応をしておけば多少はカバーできますよ。
まとめ
今回は、住宅のガス設備としてプロパンガスではなく都市ガスを選ぶことによるメリットおよび注意点・デメリットを紹介しました。
もちろん都市ガスにもいくつかのデメリットはありますが「料金の安さ」という非常に大きなメリットがあるため「都市ガス・プロパンガスどちらでも選べる」という人の多くは都市ガスを選んでいるという現状があります。
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